だいたいの方々は、上海旅行・観光に飛行機で行かれるのではないかと思いますが、船で渡ると言う方法もあります。大阪・神戸から上海へ直行便が出ていますので、以外に身体への負担もなく快適に到着することもできます。
飛行機ではあっという間についてしまい、実際、機内食をのんびり食べているとすぐに時間がきてしまい、入国書類等書いている暇がないくらいです!ちょっと物足りないな、という方は、船を使ってみるのもまた一考です。
日中航路は、実際、日本と中国を結ぶあらゆるルートのなかでいちばん安上がりです。それに日中フェリーの船員さんたちは、中国人ですから中国到着前に、「中国語の(おそらく)無料レッスン」を受けることができます。
時間はあるけど、お金はない、という学生さんたちにはうってつけのルートかもしれません。
歴史の授業で習いましたよね?
かつて遣唐使は、船の道でかつての中国「唐」へと渡りました。阿倍仲麻呂や空海をしのんで、ゆったりと海を渡るのも又いい気分です。
あっと言う間に飛行機で到着してしまうと、しかも日系の飛行機だとなおさら、上海の飛行場についても、異国の地にきた気分が何もないまま、観光へ、ということになりかねません。気分を盛り上げるためにも、現代の「遣唐使」気分で船を利用してみるのも、いいのではないでしょうか?ちょっとしたクルージング気分です。
日本から中国、とくに上海へのルートは次のとおりです:
1.日本から直接上海へ渡る日中航路。
2.韓国を中継して乗り継いでいく日韓→韓中航路。
3.その他、香港を起点として、香港→上海というルートもあります。
日本から中国へ直接渡るコースは、上海行きだけに絞ると、次のコースになります:
1.新鑑真号・・・大阪・神戸から上海
2.蘇州号・・・大阪から上海へ
3.長崎上海号・・・長崎から上海へ
●新鑑真号・・・大阪・神戸から上海
日本の大阪・神戸と中国の上海を結びます。
2泊3日の旅となります・・・大阪から上海へは空路だと2時間程度であることを考えると、すごい差ですね。この時間差を「むだ」としてまどろっこしく考えるのか、それとも貴重な精神の安らぎの時間と捕えるかは、皆さんご自身によるかもしれません。
船
・全長157メートル、14543トンのフェリー「新鑑真号」
・定員255名
大阪と神戸から1週間交互に火曜日に出航です。上海到着は、いずれにせよ木曜日です。一方、上海発は、土曜日に出航、月曜日に日本に入ることになります。
問い合わせ先
(但し、変更している可能性もありますので、ご自身できっとご確認ください)
日中国際フェリー
東京・・・03-5849-4800
大阪・・・06-536-6541
・船室・・・船室は、1.貴賓室 2.特別室 3.1等室(洋室) 4.2等室(洋室と和室がある)に分かれます。当然、それぞれ料金が異なります。また、通常のシーズンとオフシーズンでは基本料金は同じなのですが、往復や学生割引等の割引率が異なってきます。
・設備・・・全室テレビ付きです。又船内には、レストランやバー、売店、それに心強いのは診療室があるということです。
・食事・・・朝食は運賃に含まれています。そのほかの食事は?レストランや売店で購入するか、食糧持参で船に乗り込むか、になります。甲板で持参のパンと牛乳で海を見ながら食べる食事もなかなかいいものですよ!
ちなみに使える通貨は、日本円のみです。
船で上海旅行・観光へ出かけようという方もいらっしゃることでしょう。
日本から中国へ直接渡るコースは、上海行きだけに絞ると、1.新鑑真号・・・大阪・神戸から上海、2.蘇州号・・・大阪から上海へ、そして3.長崎上海号・・・長崎から上海へ の3つのコースとなります。
その内、蘇州号は、大阪から上海へ渡るルートです。
●蘇州号
毎週金曜日の正午に大阪を出港します。上海への入港は、日曜日となります。新鑑真号と同様、2泊3日の船旅です。
乗船手続き・・・当日朝9時30分からです。予約は2か月前からで、電話予約の際には、1週間前までに乗船券を購入する必要があります。
問い合わせ
上海フェリー
大阪06−243−6345
東京03−3240−6050
豪華フェリーです・・・全長154.73メートル、14410トン、定員272名です。豪華でゆったりとしたつくりになっていて、同じルートを結ぶ新鑑真号よりもちょっと割高です。しかし、客室は、いろいろランクがあるので・・・貴賓室、特別室・・・3段階あります・・・、1等室、2等室・・・2等室は二段ベッドと、カーペットの部屋に分かれます・・・お財布と相談しながら、快適さと身体への負担等考慮して自分に合った空間を選ぶとよいでしょう。
・船内設備・・・船内には、ラウンジ、展望ふろ、カラオケバー、お土産コーナー、免税店、洗濯機、コインロッカー、電話等もありますので、寝る場所は2等室と格安に割り切って、昼間は海を見ながら甲板ですごせばかなり快適な船旅となるでしょう。
・通貨・・・船内で利用できる通貨は、新鑑真号と同様、日本円のみです。
・そのほかの手続き
船内で上海のホテルや中国国内列車、飛行機の手配が出来るので、とても便利です。
日本から上海へ空路で訪れた人に、最後にちょっぴり旅のおまけとして楽しんでいただきたいルートがあります。中国旅行の最後の土地が上海だった方も是非、次のルートをご検討ください。
それは、上海から香港経由で日本へ帰国するというルートです。中国本土とは又全然異なる雰囲気をもつ香港に立ち寄るのは、またいい思い出になるでしょう。
上海と香港を結ぶのは「海華号」という豪華国際客船です。月に数分運行されていますので、うまくスケジュールが合った人は、是非、試してみられてはいかがでしょう。
船内では食事が出ますし、免税品なので商品もお値打ちです。何より「国際豪華客船」の魅力を堪能でき、思いのほか上海旅行・観光のリッチな旅のエピローグとなるでしょう。
荷物は1人原則30キロ以内までは無料。
運航スケジュール(変更している可能性もあり。ご自身できっとご確認ください)
片道3泊4日の航路となります。
・上海→香港・・・毎月10の日に上海を出港し、香港につくのが3の日です。上海を昼〜夕方に出て、香港には4日目の朝に到着します。
・香港→上海・・・毎月5の日に香港を出港し、8の日に上海に到着です。
切符の購入は、出航当日の午前中までに受け付けてもらえますが、できるだけはやめに購入するにこしたことはありません。元々豪華なつくりなので、いちばん低いランクの部屋でも日中フェリーの真ん中程度なので、さほどランクを上げなくても快適な旅はできます。
(但し、料金やスケジュール等は、変更している可能性もありますので、ご自身でかならずご確認ください)
中国の新年「春節」
海外でその国ならではの祝祭日を迎えるのは又一風楽しい経験になります。例えば、中国でお正月以上に大切なのは、「春節」です。お正月はお休みは1日しかないのに対して、春節は3連休です!
春節は、中国人にとっていちばん重要な祝祭日のひとつです。
旧暦の元旦は、現在の2月10日ごろになります。
春節前の夜は、大みそかの夜にあたり「除夕」といいます。午前0時の時報とともに花火があがります。そして爆竹を打ち鳴らすのが、古くからの習慣です。但し、あまりにもエスカレートしてしまったため、大都市では現在、爆竹禁止令が出されています。とはいえ、ガンガン鳴っているようですが。
春節には、街が赤い色一色になります。1年でいちばんおめでたい日なのです。
お正月は「旅行代金のいちばん高い時期のひとつ」です。それならば、少し値段が落ち着いた2月10日前後からの旧暦元旦に出かけてみてはいかがでしょう。但し、日程が許したならばですが。
そして上海の祝日を満喫してみてはいかがでしょう?
但し、春節には家族一堂が会して新年を祝うのが、中国のならわしなので、この時期は、とりわけ春節前の夜には北京や上海から地方へ、又春節後には地方から北京、上海へと向かう人たちが列車等、交通機関は超満員です。上海旅行・観光に訪れた人たちには、観光には、ちょっと不向きかもしれません。それでも春節ならではの料理「ギョーザ」を、土地の人たち式に食べてみるのもいいのでは?